キミの笑顔が綺麗だから
 窓の外で青い絵の具のような空が広がる。
 その空で小鳥が優々と飛んでいる。
 私はその光景を教室の椅子に座りながら見ていた。眠気で今にも閉じそうな目を見開いて、教室へと目を向ける。
 周りでは、カリカリと必死にノートをとるクラスメートの姿がある。彼らのノートは文字で埋まっているだろうが、私は違う。ほとんど白紙だ。
 まあでも私はノートをとる必要がないと思う。自分で言うのもなんだが勉強ができるのだ。
 
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