そらへ
出逢い
大学1年の春

彼はコンビニの店員さんをしていました。
あたしはそのコンビニの常連。

あたしはいつも同じお菓子を買っていました。

ある日、またそのお菓子を買おうとレジに持っていくと財布がない!?

「すみません。お財布忘れちゃって」と、焦っていると

『それ、好きなんだね。いつも買っていくから。』

!!!!!!!!!!

お財布忘れてレジに並んだのも恥ずかしいのに、いつも買っているのもバレてる!!!!とあたふたしていました。

でも彼は
『今日は払っといてあげるよ。はい。』と
品物を渡してくれました。

彼の厚意をつっぱねることもできず、受け取りました。

これが最初の会話でした。

今考えると店員さんだめでしょ!と思ってしまいますが。

次の日、顔を合わせるのが、なんだか気まずかったのですが、お金借りちゃってるし返しに行きました。

品物を並べている彼の元に行き、
「昨日はありがとうございました。」
とお金を渡そうとすると
『もうすぐバイト終わるんだ。ちょっと待っててくれる?』

なんか早口で言われて、怒られてるようで
「はい。」と返事するしかありませんでした。


15分ほどぶらぶらすると、彼が着替えて店の奥から出てきました。

声をかけると
『あー。腹減ったぁ。メシつきあってくれない?』

なんて自由人なんだ!!!

昨日初めて会話したのにいきなりご飯ですか!!!

とか考えながらついて行ってしまうあたし…。


もう好きだったのかもしれません。


自己紹介から始まった変な晩ご飯タイムは、彼の饒舌も手伝って楽しい時間でした。



その帰り道



ずっと好きだった



そう言って抱きしめてくれました。



腕の中があったかくて、

彼がすごくドキドキしているのが伝わってきて、

あたしもこの人を好きになるんだろう。
そう感じました。
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