ネット恋愛

ついーむ

4歳の頃に親が離婚してから親にあんまり干渉されずに祖父母のお家で過ごしてきた。

だから私は愛に飢えていたのかもしれない。

そんな私もなんだかんだ高校生になっていた。

「おはよ!」そんな私に元気に挨拶してくれるのは、佐藤利奈|《さとうりな》だ。

利奈とは、幼稚園の頃からずっと一緒の親友と呼べる親友。

「今日もついーむしてるの?」と聞かれる。

「してるよー。」と返す私は色々考えていた。

私がついーむをしてるのは、呟くとリプがとんでくるのが楽しいからだ。

DMもいっぱいくる。

そんな私も1ヶ月ほどDMしてる男の子がいる。

「話してる男の子と続いてるの?」と利奈が聞いてくる。

「続いてるよ。」と返す私は彼にDMを送る。

彼は、他のDMくれる人と違って話してて楽しい。

でも私は彼が何歳なのかしらない。

彼も私が何歳なのかしらない。


お互い知ってるのは名前だけという関係。

でも同世代と話してるよりほんとに楽しい。

これが私がついーむをしてる理由だ。
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