恐怖の先に待ち受けて居るのは……


1日目……2日目……3日目。

1週間……2週間……

1ヶ月が過ぎ去ったある日。


「ゆう」

「ん?なぁに?三津」

私と三津は、ベットの中。

互いに唇を重ねていた。

〝人形〟だったことを忘れて……

「イケないこと……しよ」

「うん、いいよ?///」



時間は刻まれていく……

一刻一刻と……


夜の7時を回った頃。


「ねぇ!三津!お腹空かない?」

「俺は空かない」

「そうなの?」

「うん」

「じゃあ!着いてきて!」

「どこに?」

「外!」

「えー……俺、外には行きたくない」


だって……〝人形〟だから。

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