愛が重すぎる過保護な先輩
「綺羽ちゃーん♡」
…大声で、私、桜井綺羽の
名前を呼ぶ人物それは…
「柊斗くん!うるさい!」
トイレへの帰り道、捕まってしまった。
「うるさいとか言わないでよ?!」
この人は、私の幼なじみ。そして、私の好きな人。
「だって、ここ学校だよ?!声大きい!」
ましてや、柊斗くん目立つんだから、
学校1イケメンなんて言われている彼。
「ごめんねぇー?」
そんなことを言って、私の頭を撫でてくる。
この人は、私の幼なじみの、凪柊斗くん。家が隣って言うことで、仲良くなり、私と、柊斗くんも仲がいい。