紅葉踏み分け、君思ふ
ドッキドキの剣術勝負!-1-
そんなこんなでやっと出発。
(こうして見ると、見た事ない隊士多いいなぁ)
「ねぇ、総司さん。この三日間の間に何人ぐらい新しい隊士入ったの?」
隣にいる総司さんの袖を軽く引っ張りながら聞く。
因みに、わたしは他の隊士と接触しないように、総司さん、平助くん、一さん、佐之さんに周りを囲まれている。
「うーん・・・多分、二、三十人ぐらいかな?でも土方さんが手当たり次第に入れてるからもっと多いかも」
「へぇ・・・あ、そういえば今屯所にお留守番している人いないの?」
ふと疑問に思って聞いてみる。
「え?誰もいないと思うけど・・・?」
「はい⁉︎」
(誰もいないってヤバくない?せめて一人ぐらい置いておこうよ⁉︎)
「いや、松平様が全員と会いたいって言って・・・」
言い訳をするように平助くんが言う。
(いや、そうだとしても・・・あ!)
「ちょっと待ってて!」
「え?かえでちゃん!」
わたしは走って部屋に戻る。
「えっと確か・・・あった!」
わたしが取り出したのはじぃちゃんの便利道具の一つ、その名もどこでも狐火だ。
「ふぅ〜」
オーラを込めながら狐火に息をかけると青白く光って意思を持ったようにわたしの周りを飛び回る。
「ふふっ!久しぶり。で、急で悪いけどお仕事頼める?」
わたしが言うと分かったと言うように周りをとびまわる。
「ありがとう。じゃあお願いなんだけど、わたし達が帰ってくるまでこの家と反対側の家のお留守番を頼める?」
わたしの質問にさっきよりも激しく周りを飛び回る狐火。
「よろしくね!あ、不審者は生気吸い取っていいから!」
(これでよし!)
(こうして見ると、見た事ない隊士多いいなぁ)
「ねぇ、総司さん。この三日間の間に何人ぐらい新しい隊士入ったの?」
隣にいる総司さんの袖を軽く引っ張りながら聞く。
因みに、わたしは他の隊士と接触しないように、総司さん、平助くん、一さん、佐之さんに周りを囲まれている。
「うーん・・・多分、二、三十人ぐらいかな?でも土方さんが手当たり次第に入れてるからもっと多いかも」
「へぇ・・・あ、そういえば今屯所にお留守番している人いないの?」
ふと疑問に思って聞いてみる。
「え?誰もいないと思うけど・・・?」
「はい⁉︎」
(誰もいないってヤバくない?せめて一人ぐらい置いておこうよ⁉︎)
「いや、松平様が全員と会いたいって言って・・・」
言い訳をするように平助くんが言う。
(いや、そうだとしても・・・あ!)
「ちょっと待ってて!」
「え?かえでちゃん!」
わたしは走って部屋に戻る。
「えっと確か・・・あった!」
わたしが取り出したのはじぃちゃんの便利道具の一つ、その名もどこでも狐火だ。
「ふぅ〜」
オーラを込めながら狐火に息をかけると青白く光って意思を持ったようにわたしの周りを飛び回る。
「ふふっ!久しぶり。で、急で悪いけどお仕事頼める?」
わたしが言うと分かったと言うように周りをとびまわる。
「ありがとう。じゃあお願いなんだけど、わたし達が帰ってくるまでこの家と反対側の家のお留守番を頼める?」
わたしの質問にさっきよりも激しく周りを飛び回る狐火。
「よろしくね!あ、不審者は生気吸い取っていいから!」
(これでよし!)