離婚を決意したはずが、スパダリ社長の独占愛によって離してはくれません!
ウトウトしていると思っていたら「光寿ちゃん、終わったよ〜」と声が聞こえた。その声に一気に覚醒して目が覚めた。
「す、すみません……寝てしまいました」
「いいのよ。気持ちよくなってもらえてよかった」
「とても気持ちよかったです」
「じゃあ、もう一回こっちの椅子に移動してね」
佐々木さんに再び最初の椅子に座るように言われて座るとカットケープをつけられて濡れた髪をドライヤーで乾かされる。数分で乾くと、髪がストレートにされた。
「髪の長さはどうする? 揃えるくらいでも大丈夫? それとも切る? この長さなら、少しきってミディアムにも出来るよ」
「じゃあ、ミディアムにします」
「了解。じゃあそのようにやっていくね」
佐々木さんは、私の髪に触れてヘアピンで髪を束ねてハサミを入れていく。それが繰り返されてロングだった髪が少し短いミディアムになっていくのがわかる。
「髪、少し弄ってもいい?」
「はい。大丈夫です」
「ありがと。じゃあ、好きにやっちゃうね」
そう言って楽しそうに笑うと編み込みを二箇所されてその編み込みの先をゴムとラベンダー色のリボンで止められた。