リスタート


私もそれ以上、この話題を再び持ち出すことはできなかった。


その日食べたご飯の味がしなかった。


瀬名美弥を救う力を持っているのに、

何もできない。


それでは、”私は一体何のために存在しているのだろう”

という疑問が頭の中から消えなかった。




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