同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり
 
 「何がダメだ。今日は観念しろ。俺の怒りに点火した」
 
 「何言ってんのよ。悪いのは大和でしょ」
 
 「じゃあ、優しくしてやるよ」
 

 そう言うと口をキスで塞がれた。

 もう、言葉はいらなかった。

 彼の懐の中でひたすら声を上げるだけだった。
< 281 / 330 >

この作品をシェア

pagetop