同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり

 なぜなら、飲み会の最中、大和は私の隣からずっと離れなかった。
 大和が他の男の影を気にしだしたからだ。

 とある事件がきっかけ。
 
 相手は同期の橘くん。
 研修のときからいいなと私も実は思ったりしていた。

 『爽やか橘くん』というあだ名で普段呼んでいた。
 まあ、同期としておちゃらけ気味にね。

 昨年春、営業アシスタントの部内交換のはなしが出た。
 橘くんが私を指名したがっていたと部長から聞いた。

 大和が同期で私の後押しもあって成績がいいなら、自分に吉崎をくれと直談判したらしい。

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