同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり
里崎さん曰く、あの引き継ぎ二週間が紀子を口説く決め手だったと言われた。
大和にも感謝してると言ってた。
付き合っていた私達ふたり、残りのふたりで座ることが多かったから。
まさか、私達が別れるとは思っていなかったと言われた。
私だって付き合って一年で遠距離になり、さらに頑張って一年付き合った。
まさか、別れを選択したあの時を、当時は予想もしていなかった。
「里崎さん、戻りました。今更ですが、奥さん、俺のアシスタントさせますので、よろしくお願いしますね」
「大和お前……。まあ、言いたいことは色々ある。あとで、俺の近くに来いよ。紀子のことは、残業させんなよ。子供もいるしな」
「そうでしたね。もう、お子さんいるんですよね。時間経ってるんですね、思った以上に……」