同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり
「そう?いつもだいたい楽しいけど……食いしん坊だからかな?」
「……そうだな。いつも俺がお前に食事作ってもらってばっかりだったな。誰かが作った料理を、お前にあんまり食べさせてやれてなかったな」
「そう言えばそうだね。料理が出来ないとか言われて、作りに行くうち、すっかり大和の罠に落ちたしね」
「お前、その言い草はないだろう。まるで食べ物につられたみたいに言うなよ」
「え?そうじゃないの?」
「馬鹿だな、紗良。お前の料理抜きでもお前が好きだから家に誘ったんだろうが」
「え?そうだったの?営業のためかと思ってた」
「……信じらんねえ。一年も経つのに。まだそんな風に思ってたのか」