君と一緒なら幸せになれる未来しか見えないっ!
「でも、相馬はなりたいもの決まってないの?」

「あー、沙希の旦那にはなりたいかも」

「は!?」

「ああ、待って。勢いで言っちゃったけど、今度ちゃんと告白するから聞かなかったことにして」

「出来るか!」

「沙希の家の今日の夕飯何?」

「話の変え方下手過ぎない!?」

相馬が誤魔化したがっているので、私は動揺した頭のまま、とりあえず一旦流してあげることにした。

それでも相馬の誤魔化しのあまりの下手さについ笑ってしまう。
< 4 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop