堕落シンデレラは秘密に同居する。👠

 わたしはハッとし、かぁっと顔が熱くなる。

 ななななな、
 何言っちゃってるの、わたしっ……!?!? 

 や、やだっ!! 
 すっごく恥ずかしいっ……!!!!

「読まれない恋愛粉被り小説家だったとはな」

「うっ、うるさぁ~~~いっ!!」

 ボコッ! 
 わたしは蓮翔に枕を投げつける。

「いてっ!」

「と、とにかく無理だからっ!!」

「拒否ってる場合かよ?」
「このままだとお母さんにあんなことやこんなことされかねないぞ!? 良いのか!?」

 あ、あんなことやこんなこと!?!? 

「た、例えば?」


「そうだな、“ 小説書けなくする”とか」


 ひょええっ!? 

 サァーッとわたしの顔が真っ青になる。

「やだっ、やだよ~~」
 わたしは蓮翔の両肩を持ち、揺らしながら言う。


「じゃあ、カレカノになるしかないな」

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