堕落シンデレラは秘密に同居する。👠

Powder novel13✎ܚ気づくなんて。



「はぁっ…………」
 わたしはパソコンの前に座りながら、大きくため息をついた。

 蓮翔が出て行ってから一週間がたった。

 最初の3日くらいは、蓮翔がいないのが、変に感じたし、寂しくもあった。
 特に蓮翔の料理が食べられないのが寂しさの半分をしめていた。

 でも今では慣れ、小説を毎日一人で書いている。

 コンビニでカップ麺を大量に買ってきたから、一ヶ月くらいは持つだろう。

 わ~い!! 
 これでずっと小説に集中できるっ!! 

 ……はずだった。

 不思議なことに全く集中出来ない。
 それどころか、小説が書けない。

 繋がりのない文章をただ、長々と書いているだけだ。

 ……なんで? 
 なんで、繋がらないの?

 これまでわたしは、ずっと小説を書いてきた。

 だから色んな作品が、ワード、アイヒメ、ウイッターの中にある。
 だけど、どれもだめな作品ばかりで。

 書いても書いても読まれない小説しか書けない。

 総合100位にすら入れない。

 わたし……やっぱり、才能、ないのかも……?


「もういいや……書けなくてもいいや……」


 わたしはボソッと呟くと、
 パソコンの前で両目を瞑り、眠りに着いた。

< 222 / 256 >

この作品をシェア

pagetop