あの花の名前は
「じゃあ…改めてみんなを紹介しょっか!
あっ、それとも、自己紹介にする?」

「自己紹介にしようぜ!その方が芹の負担、減らせるだろ?」

「桐…!ありがとう!!だいすき!」

ぎゅっ、

「ちょっ、おい、芹!今は…違うだろ…?」

「あっごめん!じゃあ、私から順番に時計回りで!」


「「「「「え???」」」」」


「ん??どした〜?」

「芹は…しなくて良くね?」

「おい蓮!!芹の好きなようにさせろや!!」

「ちょ、ちょっと!!喧嘩しないで!」

「おぉい!!💢芹がわざわざ"自ら"止めてくれてんだぞ。」
「感謝して、さっさとやめろやぁ!!💢」

「ら、…蘭?麻?」

「あっ、…悪ぃ、気にすんな、芹。」

「う、うん。ありがとね、止めてくれて。
嬉しかったし、かっこよかったよ!
桐も、。立ち向かってくれてありがとう。
何気に嬉しかった…笑」

「蓮くん。私はね、みんな自己紹介する中で、自分だけしないのちょっとヤダなって思ったから、やろうとしただけ。
蓮くんが間違ってたわけじゃないよ?実際その通りだし。」

「あの、…そろそろ始めません?時間来ちゃいますよ?」

「そうだね。じゃあ改めて、私から自己紹介!

えっと、私は、夓渼 芹(なつみ せり)、高校1年生です。
まあ、よろしくお願いします!こんでいっかとりあえずだし」

「じゃあ次俺な。遙椰 桐(はるや きり)です。同じく高一。
芹とはちっちゃいころから家族ぐるみの付き合いで仲良い。
幼なじみです。よろしくー。」

「次俺ー。煇御 蘭(きお らん)でーす。16歳です。
煇御グループの息子。芹とはフランスで出会って
ずっと連絡取り合ってる。俺も芹の親には気に入られて
まーす。よろしく。」

「あっ、俺か。煇御 麻(きお あさ)です。16歳。よろしく。
蘭と俺は一卵性双生児、一応蘭が兄。フランスにいた時は、
芹とずっと一緒に居た。風呂も一緒に入った事あるくらいの仲」

「瑳懋 蕣(さも しゅん)です。皆さんの中で一番芹との仲、浅いと思います。それでも皆さんには負けるつもりありませんので。よろしくお願いします。」

「最後か…、暁埜 蓮(あきの れん)です。芹の今彼です。
よろしく。芹は、俺の、許婚、俺も、芹の許婚、です。」

「じゃあ…とりあえず、自己紹介も終わった事だし!
みんな同い年だし!学校もクラスも一緒!だから、
ササッと準備して、みんなで一緒に学校に行こう!!」



「よしっ!みんな準備できたね〜!?じゃあ、しゅーごー!

私のお母さんとお父さん。知ってる人もいると思うけど。
みんなで、挨拶しよう?。」



「「「「「「行ってきます。」」」」」」



「よしっじゃあ、しゅっぱーつ!!」

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