お馬鹿な君の世話係。
「……なんの事…?」

真が言う。

「……本当、疲れる奴…。」

棗が言った。

「…なんで、
チャイム鳴らしても出なかったんだよ。」

隼人が不機嫌に言う。


「……あぁ…。



寝てた。」


真が言った。


「……嘘つくな。
物音したんだけど。」


…聞こえてたんかい。


「……あれは、凛がさっ!

寝返りうったら、
ベッドから落ちたんだよっ!」

真が笑いながら言う。

「……はぃ…?」

なにふざけた事言ってんだ、この馬鹿は。

「…凛が……。
寝相が悪いわけ、ないっ!!」

隼人が首を振って、否定する。

「お前に凛の何が分かるんだっつの!」

真が指差して立ち上がる。

「今から凛の事を調べるんだよっ!」

隼人が言う。


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