お馬鹿な君の世話係。
消せない過去
私、この子に好かれちゃったなー…。

何故、こんな面倒くさい人に
私は好かれるのだろう。

嘘。嬉しいよ。←


「僕も凛ちゃんと遊ぶっ!」

由貴が言った。

「俺もー。
凛とっ!!遊ぶっ!」

隼人が凛を強調して言う。

「…凛人気者。」

真が口を尖らせて言う。

「…あはは…。
あたし…、遊びたくない。」

私が言った。


空気読めないけど。

今は、そんな気分じゃない。

まぁ、元から
ハシャぐタイプじゃないんだけど。

何故か、そういう人に好かれる私。


「じゃぁ、俺も遊ばなーいっ♪」

隼人がそう言って、その場に寝転がる。

なんで、此処に…。


「えー!早音遊びたいー!」

「僕もー!!」

早音ちゃんて由貴が言う。


なら、2人で遊べよっ…!!

言いたいけど、言えない私。

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