お馬鹿な君の世話係。
教えてあげる。

「だからー、
俺は優奈のおまけかよっ!」

俺が言った。

「だからー、
真は優奈のおまけだってばっ!」

凛が笑って言う。


凛が真って、呼んでくれて。

実際、超嬉しい俺。


一応、凛とは別れて。

後から、家に行く事になった。


「お母さん、優奈は?」

俺が言った。

「優奈なら、遊び行った。

あんたさー、いつ寮帰んの?」

ばばあが言う。


どうやら、
早く寮に帰ってほしいらしい。

「大丈夫、明日帰ってやるから。」

俺が言った。

「今日まで、夜ご飯四人分かよ。」

小声で、ばばあが言う。

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