鬼の子
13 気付く


⋆⸜꙳⸝⋆


廊下からも話し声や笑い声が飛び交う休み時間。
他のクラスの生徒も廊下で騒ぎ出すので、ガヤガヤと騒がしい。



そんな騒がしい空気の中、前の席の綱くんは、私の机に肩肘をつき、何故か私の顔をじっと見つめている。



あまりにも近くで見つめてくるので、耐えきれない私は視線を合わすことなく、ふいっと視線を逸らした。


それでも懲りずに、じっと私の顔を無表情で見つめてくる。 


・・・さっきから、人の顔見てくるけど、
なんだろう??



意図が分からず、混乱する頭と、見られている恥ずかしさで、今すぐこの場から逃げたかった。
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