迷惑をかけた相手になぜか溺愛されたようです。
「唯、また一緒に露天風呂入ろう。」
「あいかわらず玲也さんはエッチですね。」
「前にも言っただろ、男はだいたい好きな女性の前ではエッチだよ。」
唯は思っていた。
私達がおばあちゃんとおじいちゃんになっても、きっとこうやって二人で楽しく過ごしていけるのだろう。
人生は面白い。
最悪な日と思った部屋の水漏れも、そのお陰で玲也と出会うことが出来たのだ。
人生最悪ではなく、本当は人生最高の日だったのかも知れない。
娘の桜子もこれからいろいろな人と出会っていくことだろう。
その中で私達のようにお互いを尊重できる素敵なパートナーにいつかであって欲しい。
玲也パパはまだ桜子の彼氏を認めたくないみたいですけどね・・・。
「ねぇ玲也さん、また10年後にこの旅館でデートしましょうよ。」
END


