迷惑をかけた相手になぜか溺愛されたようです。
さらに玲也は厳しい表情で続けた。
「花梨、出て行きなさい。皆さんのご迷惑です。…それと、唯さんを馬鹿にするなら二度とここに来るな。本気でお前を許さないからな。」
花梨は玲也に怒られ、目を大きくして驚いた表情をした。
「へぇ~お兄様がこんなに真剣に怒るとは、驚きだわ。唯さんが本当に大切なのね。」
花梨はふっと不敵の笑いをするとひらひらと手を振ってドアに向かった。
「邪魔者は帰るわ…私は唯さんを認めないけどね。」
花梨はバタンと大きな音を立ててドアから出て行った。