私の人生
「今すぐお母さんに電話するんだ」

とおじいちゃんは、母へ電話した

「お前は何様だ。何でろくに子育てもできないのに6人も産んだんだ。もういい。連絡してくるな。希は私が面倒を見る。」

と一方的に話電話を切った。
「おじいちゃん……。ありがとう」
自然に出た言葉だった

それからというもの
私は、幸せな生活ができていたわけでもなく
夜になったらベッドの上で泣いて泣いて。
寝れても悪夢ばっかり見て熟睡できず。
毎朝おばあちゃんに起こされやっと起き。
みんなに迷惑をかけまいと学校へ行き
学校では先生に呼び出され

「希、最近大丈夫?」
と心配され
今までのことを話した。

先生は、黙って話を聞いてくれて
「保健室で寝なさい。」
と毎日一時間以上休ませてくれた。

養護の先生も
「顔色も悪いし、寝れてなさそうだし。」

心配し寝れるまでは、ポジティブな話をしてくれてぐっすり休めた。
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