クールな君と甘々な君
「あはは!そんな顔してる」


「そ、そうかな」


「じゃあさ、役に立てるかわかんないけど今度俺の家にきて一緒に勉強する?」



「え?で、でも悪いよ」


「いいの!俺が言ってんだから!」


「う、うん。じゃあ、また都合のいい日連絡するね」


「了解!よろしく」




そんな事を話していると、急に後ろから腕を引っ張られた。


「わっ!」


「おい、美羽を口説こうとするな」


地を這うような声を出しているのは、
 




――――颯也君だった
< 139 / 325 >

この作品をシェア

pagetop