クールな君と甘々な君
あれ…は、、、


颯也君のテーブルに置いてあった物に、私の目は釘付けになった。


その物とは…









――私の初恋の相手にあげた指輪だった。


あの時のことはまだ鮮明に覚えている。


私は顔を真っ赤にしながら、その男の子におもちゃの指輪を渡した。


そして、『結婚する』とも言ってしまった…


私は、最近の颯也君のいった言葉に聞き覚えがあった。


もしかしたら…それもこれも全部颯也君が―――





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