ボクの世界は君の笑顔で色づいた

キーンコーンカーンコーン


「わっ!予鈴鳴っちゃった。遅刻になる前に急ごう…り、里都…。」

真っ赤な顔でボクの名前を呼ぶ。


やばい、破壊力強すぎる。


そのちょっと上目遣い気味なの反則だし…!


「そうだね。急がないとボク達揃って怒られちゃう。あのせんせー怖いからさぁ。」


前を向いて早足で歩き出す。


「里都…!?」

羽菜が驚いた声を上げる。

そりゃそうだ。


だって…急に手繋がれたら誰だって驚くよ。


「羽菜、行こ!」


ちょっと強引すぎたかな。


「えぇ!? う、うん!」


あー恥ずい。

羽菜、めっちゃびっくりしてる。


ボクの手熱くないかな?


でも、こんな顔見られるよりはましだし。


歩きながら空いている片方の手で顔を覆う。


うわ、めっちゃ熱いじゃん。

これ教室着くまでに引くかな。


それでも、ボクは気づきかけてる気持ちに蓋をする。

そして、気持ちを紛らわすために歩くペースを上げた。


< 12 / 12 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

憂鬱な日々に恋詠う

総文字数/1,837

詩・短歌・俳句・川柳57ページ

ごめん嘘、君が好き。

総文字数/6,816

恋愛(学園)11ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ー 登場人物 ー 高槻 霞 (たかつき かすみ) 塔原 睦 (とうわら りく) 一ノ瀬 泉 (いちのせ いずみ)

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop