10歳差の王子様
difference6.俺の鉄則
――好きな子の幸せは祈る。
誰より幸せになれるように。
俺の最後の鉄則。
誰より幸せになれるように。
俺の最後の鉄則。
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彼を探しにきたやってきた。
いつかきっと、彼に会うためにー…
「ふーん、お前が花村雫(はなむらしずく)?」
ここは聖クリスタル学園、
とんでもないお金持ちしか入れない
日本トップクラスのエリート校。
その中に庶民が1人…
「俺らのクリスタルレディー、か」
それは1つだけ願い事を叶えてくれる
夢のような称号。
クリスタルレディーになって彼に会いたいの。
だけど、そこには…
“クリスタル・ペンデ”
と呼ばれる男の子たちがいて!?
椿原希生(つばきはらきお)
「お前にクリスタルレディーは無理だ」
クールで口が悪い、通称・キング
茄子原銀(なすはらぎん)
「雫ちゃんにひと目惚れしちゃった♡」
女たらしのお調子者
栗丸颯斗(くりまるはやと)
「全然気にしないから、民度低い庶民でも!」
人懐っこい元気印
松雪秀太郎(まつゆきしゅうたろう)
「……。」
無表情で無口
「俺らのこと、満足させられるわけ?」
4人の男の子たちを満足させるって、
どうやってー…!?
だけどわたし、
絶対クリスタルレディーになってみせるから!
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桜木美和の至福な瞬間は大福を食べる…
眞尾先輩を見ること。
まるっとした大福をぱくっとひとくちで
頬張るとぷくっと上がった頬がむぎゅむぎゅとして…
可愛い、そんな姿がとにかく可愛い!
いつも隣で見ているだけの美和だったけど…
桜木美和/さくらぎみわ(25)
営業事務
もちもちな大福を口いっぱい詰め込んで
食べているところを見るのが好き
×
眞尾航大/まおこうだい(28)
営業
ぷくっとした頬が特徴の
子供っぽさ溢れる先輩
見ているだけではもう我慢で出来ません!
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綺麗な手をしてると思った。
白くて細くて長い指先で、
それなのにちゃんと男の人をしている手が
ピアノを弾いていたから。
なんとも反則だ、と思ってしまった。
「蓮見、会議全然聞いてなかったよね?」
つい目の前にその手があったから、
見とれてしまった。
でもハッとして気付いた、
今は会議中だってってこと。
よりにもよって1番バレちゃいけない人にバレてしまった、
部長にチクられるって脅されちゃって…
「じゃあ言わない代わりに」
何を言われるんだろう?
何をされるんだろう?
「俺の下僕」
え?
「あ、間違えた!」
何が!?
「俺の補佐、してくれない?」
蓮見茉奈/はすみまな(23)
宇佐美の綺麗な手に一目惚れをする。
さらにピアノを弾く指先に心奪われ、
頭から離れなくなる。
×
宇佐美至/うさみいたる(25)
営業部のイケメンな先輩。
綺麗な手の持ち主、
蓮見の視線に気付き下僕にする。
今、下僕って言いましたよね…っ!?
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