粉雪
何て言葉をかけていいかわからなかった


謝るべきなのかもしれない
でも
そんな思いとは反対に言葉が口をついて出た

「いってぇ…!」

彼女がゆっくりと顔を上げて俺を見上げる


舞い散る花びらがまるで雪のようで

彼女をよりいっそう引き立てた



生まれて初めての一目惚れ
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