XYZ
ナナミさんからLIN〇が届いていた。
仲の良い人がいないので、こうやって誰かから来るとすれば、親族くらいだったから私は嬉しくなる。
『今日はありがとう!良かったらまた一緒に働かない?』
一緒に…
1度両親に相談してみよう。
私は『こちらこそありがとうございました。1度考えさせていただきます。』と返事を送信した。
父にこのことをLIN〇で伝えると、あちらは朝なのだろう。
あっさり了承の返事が返ってきた。
昔はこんなこと許されなかったはずなのに…
きっとこんな自由が許されるのは、高校3年生までのあと2年もない短い時間。
父なりに気を利かせてくれているのだろう。
それでも嬉しくて、嬉しくて、私は寝れないままでいた。
日が昇る。
朝が来る。
いつかこれが思い出になっていく。
その時思い出すことが幸せな日々であったと思いたい。
今だけは私に自由をください。
「本当!?嬉しい!」
「私も嬉しい限りです」
お昼休み。
ナナミさんにアルバイトをさせて欲しいとお願いすると、喜んだ様子で了承してくれた。
「ケンさんも喜ぶよー、真面目に仕事してくれてたから家でも嬉しがってたよ!」
「家、でも…?」
言葉に少し引っかかる。
仲の良い人がいないので、こうやって誰かから来るとすれば、親族くらいだったから私は嬉しくなる。
『今日はありがとう!良かったらまた一緒に働かない?』
一緒に…
1度両親に相談してみよう。
私は『こちらこそありがとうございました。1度考えさせていただきます。』と返事を送信した。
父にこのことをLIN〇で伝えると、あちらは朝なのだろう。
あっさり了承の返事が返ってきた。
昔はこんなこと許されなかったはずなのに…
きっとこんな自由が許されるのは、高校3年生までのあと2年もない短い時間。
父なりに気を利かせてくれているのだろう。
それでも嬉しくて、嬉しくて、私は寝れないままでいた。
日が昇る。
朝が来る。
いつかこれが思い出になっていく。
その時思い出すことが幸せな日々であったと思いたい。
今だけは私に自由をください。
「本当!?嬉しい!」
「私も嬉しい限りです」
お昼休み。
ナナミさんにアルバイトをさせて欲しいとお願いすると、喜んだ様子で了承してくれた。
「ケンさんも喜ぶよー、真面目に仕事してくれてたから家でも嬉しがってたよ!」
「家、でも…?」
言葉に少し引っかかる。