記憶喪失幼馴染は私への執着を隠さない
私の住むアパートの方角へ向かう地下鉄に乗っている最中。彼から連絡が来る。

【忘れ物あったよ、これ】

そこには私の愛用してるハンカチが

【ごめーん、次会うときまで取っといて】
【大丈夫、車で持ってくよ】
【迷惑じゃない?】
【大丈夫。言いにくいんだけどさ、できればもっと一緒に居たかったんだ】

一緒に居たかった、その言葉に少しドキドキしてしまう。

【わかった、住所送るよ】

そのメッセージの後に私の住むアパートの住所と何号室かを送る。

【わかった、それじゃあ向かうね。なんか買ってきて欲しいものある?】
【大丈夫だよ】

彼が私の家に来る… 普段から部屋を片付ける癖をつけておいてよかったと今ほど思う事はこれからないだろう。
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