Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜

堕ちた藤花と夜空星

◇◇◇



私の過去を話し終えると

時刻は夜22時をまわっていた⎯⎯⎯。


現在、私たちはベッドの上で二人横になっている。




「瑠花、今日からここに住んで。寝室もお風呂も一緒ね?
あと、高校卒業したら正式に2人だけの家に住んで、籍も入れよう」



その聞いたことあるセリフとグレードアップした話に驚き

上体を起こして理斗を見る。

すると、彼も起き上がり私を見つめてくる。



全く嫌じゃない上喜びを感じるなんて…

さすがにお風呂は恥ずかしいからダメだけど。



「お、お風呂は恥ずかしいからダメ……でも、いいの?
そんなに一緒にいて私に飽きちゃったりしない?」



不安を滲ませ俯き気味に言うと…彼は不満顔をした。



「飽きるわけないじゃん。 僕2年前からずっと瑠花が好きなんだよ? どれだけ我慢してたと思ってるの?
これでも足らないくらい。 あとお風呂は絶対一緒に入る」



これには流石に赤面を抑えられず顔を手で覆う。
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