Rの恋鎖 〜ヤンデレ王子は溺愛中〜

知りたい ◆

◆理斗side



テスト勉強の日から僕は、

彼女と週2で夕飯を一緒に食べる仲に昇格した。


毎日はダメだったけど…まぁそれはおいおい、ね⎯⎯⎯。



彼女の作るご飯は暖かくて凄く美味しい。


エプロンを付けてキッチンに立つ彼女を見ていると、まるで新婚みたいでそれはそれは幸せだ。


それに一緒に作るのは、愛の共同作業みたいで楽しい。


……あー早く結婚したい。 (※まだ付き合ってすらない)




それからはもっと仲を深めるべく、彼女にこれでもかと絡んで接触を図った。


彼女の手がどれ程柔らかいのか


彼女はどんな匂いがするのか


全て知りたくて触れてみると…

麻薬のように誘惑する甘い感覚がして、ズクンと溢れる欲にどんどん体が熱くなる。



彼女も最初は抵抗をしていたが、
気を許してくれたのか最近は受け入れてくれている。

< 51 / 326 >

この作品をシェア

pagetop