うた×バト〜思いは歌声にのせて〜
送信ボタンを押してからも、何かもっと気の利いたことを追加で送れないかと画面をジッと見ちゃう。
すると、一分もしないうちに雄翔くんからスタンプが送られてきた。
うさぎの写真のスタンプで、三日月の絵と【おやすみ】の文字が添えられたもの。
慌てて私も自分が持っている【おやすみ】のスタンプを送ると、すぐに既読が付いた。
その後は特に返事もなかったけれど、私は送られてきたスタンプをジッと見る。
うさぎのスタンプ。
かわいいタイプのスタンプだし、元から雄翔くんが持っていたとは思えなくて……。
「まさか、私に送るために用意してくれた……?」
まさかって思いながらもそんな考えが頭の中に居座っちゃう。
雄翔くんにとっては私なんて同級生の一人でしかないはずなのに……。
今日見た雄翔くんの表情がいくつも思い出されて、ドキドキと鼓動が駆け足になっていく。
「……もう、過剰ファンサだよ。ホント」
私は胸の鼓動の速さに耐えられなくてベッドに倒れ込んだ。
コツンとおでこにスマホをつけて、明日も良い日になりますようにと願いながら眠った。
すると、一分もしないうちに雄翔くんからスタンプが送られてきた。
うさぎの写真のスタンプで、三日月の絵と【おやすみ】の文字が添えられたもの。
慌てて私も自分が持っている【おやすみ】のスタンプを送ると、すぐに既読が付いた。
その後は特に返事もなかったけれど、私は送られてきたスタンプをジッと見る。
うさぎのスタンプ。
かわいいタイプのスタンプだし、元から雄翔くんが持っていたとは思えなくて……。
「まさか、私に送るために用意してくれた……?」
まさかって思いながらもそんな考えが頭の中に居座っちゃう。
雄翔くんにとっては私なんて同級生の一人でしかないはずなのに……。
今日見た雄翔くんの表情がいくつも思い出されて、ドキドキと鼓動が駆け足になっていく。
「……もう、過剰ファンサだよ。ホント」
私は胸の鼓動の速さに耐えられなくてベッドに倒れ込んだ。
コツンとおでこにスマホをつけて、明日も良い日になりますようにと願いながら眠った。