イケメンクラスメートと溺愛同居が始まりましたっ!?
「先輩っ」
「もうこれで咲ちゃんは自由だから。好きな人に好きって言ってもだれも何も言わないよ」
そう言って先輩はにこっとまぶしい笑顔で笑ってくれた。
「今までありがとね。少しの間でも咲ちゃんの隣にいられて楽しかったよ」
「咲こそすみません。先輩の笑顔をうばってしまって」
「咲ちゃん。もう謝らなくてもいいよ。好きな人ができて咲ちゃんをフったのは僕だからね」
先輩がそう言ってくれたとき、ちょうど咲の家についた。