イケメンクラスメートと溺愛同居が始まりましたっ!?


スッとメガネを外して、王子颯斗が颯斗ママに微笑んだ。


「まぁ、それはよかったわ。咲先生、これから颯斗をよろしくお願いします」


「は、はぁ」


気の抜けた声を出し、颯斗ママが部屋を出ていくのを見送った。


「あのさ、颯斗先生」


「ん? なに?」


「中間テストで学年1位だったって、颯斗ママには言ってないの?」


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