命令教室
私はその後に続いて歩き出した。
広いグラウンドを歩いていると風が吹き抜けていって、少しの開放感を覚えることができた。
これで私達は脱出できる……!
高いフェンスで覆われたグラウンド。
その入口へと足を進めていく。
しかし修は入り口の手前で立ち止まった。
「どうしたの?」
「念の為に確認しておかないと」
そう言うと落ちていた木切れを手に取り、入り口へ向かって投げた。
木切れはパンッと音を立ててなにかに弾き返され、修の足元に転がった。
「そんな……!」
ころころと転がって止まる木切れに泣きそうになる。
せっかくここまで来ることができたのに、ここから先へは行けないということだ。
「なんだよ、早く外に出ろよ!」
木切れが弾き返されたところを見ていなかったのか、充が勢いよく走ってきた。
その表情は外へ出られるものだと思い込んでしまっている。
「ダメ!」
咄嗟に声をかけたけれど充の勢いはとまらず、思いっきり弾き返されてしまった。
グラウンドに砂埃を上げながら倒れ込む。
広いグラウンドを歩いていると風が吹き抜けていって、少しの開放感を覚えることができた。
これで私達は脱出できる……!
高いフェンスで覆われたグラウンド。
その入口へと足を進めていく。
しかし修は入り口の手前で立ち止まった。
「どうしたの?」
「念の為に確認しておかないと」
そう言うと落ちていた木切れを手に取り、入り口へ向かって投げた。
木切れはパンッと音を立ててなにかに弾き返され、修の足元に転がった。
「そんな……!」
ころころと転がって止まる木切れに泣きそうになる。
せっかくここまで来ることができたのに、ここから先へは行けないということだ。
「なんだよ、早く外に出ろよ!」
木切れが弾き返されたところを見ていなかったのか、充が勢いよく走ってきた。
その表情は外へ出られるものだと思い込んでしまっている。
「ダメ!」
咄嗟に声をかけたけれど充の勢いはとまらず、思いっきり弾き返されてしまった。
グラウンドに砂埃を上げながら倒れ込む。