上司の甘い復讐
その夜、翔太さんは私を家まで送ってくれた。
私の家が高級マンション……ではなく、その隣のアパートだと知っても、翔太さんは何も言わなかった。
「少し休んでく?」
なんて聞いたが、
「大丈夫」
彼は言った。
「部屋に入ると、俺はきっと瑞希を抱いてしまう」
その言葉にいちいち胸が焦がされる。
むしろ私は抱かれたい。
はやく安心して、その胸で眠りたい。
「いいよ」
私は答えたが、彼はまた頬を染めて言う。
「今日はかっこ悪いところを見せたから、また出直すから」
そう言って、優しく頬に触れる。
「おやすみ、瑞希。
……大好きだよ」
この甘い時間がずっと続きますように。
翔太さんとずっと一緒にいられますように。
……なんて思っていたが……