完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。



それに、ベッドのシーツからも神楽くんの匂いがして。

さらに心臓の音が掻き立てられて、ドキドキが止まらない……っ。


「ふっ……それで逃げたつもりなんだ?」

「っ……」


「後ろからなんて……百葉ちゃんの身体触り放題なのに」


真後ろから、ぜんぶを包み込むように覆われて。


ベッドとお腹の隙間に手を滑り込ませて、ゆっくり撫でるように触れて。


「手……っ、動かしちゃ、やっ……です」


「ん……? じゃあ、もっと上のほう触っていいの?」

「ぅ、やぁ……」


うなじから背中にかけて、さっきからずっとキスが落ちてくる。

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