向日葵
「普通なわけない。
いつも笑ってる莉梨逢はどこに行ったんだよ?」

「このままじゃリカが心配する。
リカのためにも...」

「さっきから『リカ』『リカ』って!
そんなに大切ならなんで来てあげなかったの!?」



2人はとても傷ついた顔をした。

そんなことしたって、もう戻らない...



「あの日にはもう戻らないっ!
申し訳ないと思うだったら来てよ!!
最後、だったんだよ!?
リカが大切なら来てよ。
なにがなんでも...来てよ...」

「リア、あの日は大雪で...」

「関係ないっ!」

「おいリアっ!深月だってな...」

「いや、良いよ伊月。
俺が悪かったんだから。
でもな、莉梨逢、俺、莉梨樺も莉梨逢も大切なんだよ」
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