目に視えない私と目が見えない彼

最上来衣side



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君は暗闇の中を照らす俺にとって灯りだった。
君の光はあたたかくて、心地よくて。


ある時、少しの違和感に気付いた。過ごす時間が増えるにつれて、違和感の正体がわかった。

未蘭が幽霊だから俺の目に視えているとしたら・・・・・・。不思議と怖いと言う感情はなかった。

それで出会うことができたのなら、その出会いに感謝をしたい。そう思ったんだ。


「私の7日間の記憶はなくなる」

彼女は震えた声でそう告げた。
その言葉の意味は、俺にもわかる。

俺と過ごした日々の記憶は忘れてしまうということ。
楽しい思い出も、交わした会話も、芽生えたかけがえのないこの想いもすべて。

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