10年ぶりの同窓会で再会した彼は次期社長のようです
その後は同窓会の話に話題が変わった。
話は思いのほかはずんで時間はあっという間に過ぎていく。
「明日仕事だったよね」
「うん」
「あまり遅くなっても明日がしんどいよな、明日の夜は会える?旅館の仕事が終わってからって事」
敦美は少し考えて返事をした。
「……明日は……ちょっと無理かも」
「そっか、じゃあ明後日は?」
「遅くていいならだけど大丈夫かな」
「じゃあ、明後日!仕事終わったら連絡して」
「……わかった」
敦美は土屋くんを公園まで送って家に戻った。
楽しかったけど土屋くんはどうだったのかな、ただ懐かしい話だけしちゃってたけど
明日……、明日も会いたいなんて言ってくるとは思わなかった。
こっちの友達とも会いたいだろうに……
せいぜい1日だと思っていた敦美はびっくりしている。
明日は実は敦美の誕生日で家でケーキを用意してくれるだろうから、旅館の仕事が終わったら帰りたかったのだ。
土屋くんを優先すべきだったんだろうか……
一瞬考えてしまったけど、もし、彼氏ならそっちを優先するんだろうか……
土屋くんは友達として2人でご飯食べるのは有りなのかな……
わからない……と頭はぐじゃぐじゃだけど寝ることにした。