10年ぶりの同窓会で再会した彼は次期社長のようです

「明日は休み?」

「うん、急な連絡が入らない限り」

「ジム終わったら迎えに行こうか?早すぎる?」

「じゃあ食事前に温泉に入ろうかな」

「うん、是非〜、じゃあそろそろ帰るね」

土屋くんは時計を見た。

「残念、あっという間だ(笑)」


土屋くんは両手で最後に抱きしめてくれた。



また明日なと耳元でささやく


「もう(笑)わざとでしょ」

「当然、敦美は耳が弱いってインプットされてるからな(笑)」

「火曜日、いじめてやる〜(笑)」


2人は車から出た。

敦美は運転席に座り手を振って帰った。



「……結婚してぇな……」




同窓会で会ってから急に出てきた結婚願望

今まで付き合ってきた女性とは違う何か…

でもその為には色々やらなきゃいけないことがまだまだあるな




次の日公園で待ち合わせをして下田旅館に向かった。

「敦美、明日家族で食事に行くことになったんだ、会えなくなった」

「うん、わかった、楽しんできて」

「それだけ?」

「うん?」

「えーとか言わねぇの?」

「言わないよ」

「急に呑み会が入っても?」

「うん?」

どうしたんだろ……

「それは敦美にとってどういう感覚?」

「感覚?」

「例えば彼女優先にしてとか、先に約束してたのにとか」

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