☆ネット恋愛と音楽の物語☆Sepia Color Filter~セピア色の今~
 「お前ヤツれたな。どうした?」

 どうしたもこうしたもない、と怒鳴りたかったがそんな力も出なかった。

 「Sのライブが決まったんだ。今日はチケットを渡しにきた」
 
 目の前に差し出された紙切れを無感情に見つめる。

 これも夢なのか現実なのかうまく把握できない。

 いや、もう何もはっきりしたくなんかなかった。

 全てがあたしのキャパを超えている。


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