私の彼は御主人様
思わずぎゅっとしがみつくと、そっと抱きしめてくれる。


『心配掛けたな? 』


何も言えなくて額を押し付けるあたしに久しぶりに聞く低音の心地よい声が響いた。


『ルージュも世話になった。感謝していたぞ』


(あれ? ノワールが帰って来たんなら)


『ルージュは? 』





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