星空の下で
やがて、ぽつりと
宏哉さんが言った。
「航。今は話せなくていい。
まだ知り合ったばかりだし、
話すのも辛いだろう。
けどな、俺たちは
本気で君の本当の理解者に
なりたいと思ってる。
だから、慣れてきたらでいい。
少しでもいいから、
言ってきてほしい。
必ず力になる。
まだまだ子育ても初めてで、
至らない所もたくさんある。
それは徐々に埋めていくから、
一緒に歩いていこう。」
温かく、力強い言葉だと感じた。
この人になら、話してもいい。
そう思える自分がいた。
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