運命の恋を、君と…
俊英は、サラのことを話した。

「━━━━俺…蓮花に対してと同じで、サラのことも都合良く扱ってた。
だから自己満だが、罪滅ぼしみたいな。
でも、今日が最後。
もう会わない」

「でも、課長さんについてクラブに行くことあるんでしょ?」

「そうなっても、サラはいないと思う」

「え?」

「あいつ…仕事辞めるんだって」

「そう…」

「だから今度こそ、心配するな!」


それから二人は、寝室にいた。
繋がって、蓮花が俊英の膝に跨がっている。

「………んんっ…!!?
俊英…これ…だめ…っ…」

「ん?イキそ?」

「あっ…だめ…!動か…な…で…!」

「フフ…ヤバ…可愛すぎ…!!/////
俺までイキそうになるじゃん!(笑)」

「意地悪しないで…!/////」

「だって、可愛いんだもん!」

「もう!」

「あ、怒っても可愛い!」

「………」
睨み付ける、蓮花。
俊英から出て、下りようとする。

「あー!ダメダメ!
行かせねぇよ!!」
がっちり抱き締めた。

「ちょっ…離して!!」

「離さねぇよ!!
…………絶対に…!!
好きすぎておかしくなりそうなのに、離せるわけねぇだろ!?」

「俊英?」

「退かないで聞けよ?」

「うん」

「もし、叶うなら…」

「うん」

「このまま、閉じ籠りてぇ……!蓮花と二人でここに」

「………」

「仕事は在宅にしてさ。
買いもんも、ネットでだけにするんだ。
そうすれば外に出なくても、ずーっと二人っきりでいられるだろ?
蓮花を誰の目にも触れさせずに済む」

「………」

「………」

「………」

「……やっぱ、退いた?」

「う、うん…」

「だよなぁー(笑)
でも、そんなことしないから安心しろ!
ただの、願望?みたいな!」

「…………でも…」

「ん?」

「“そのくらい”私のこと好きってことだよね?」

「あぁ」

「それは、嬉しい!」

「フッ…ハハッ!!」
微笑む蓮花に、俊英も声を出して笑った。



「━━━━━蓮花」
「ん?」

「クリスマス、どうしたい?」

「え?」

「再会して、初めてのクリスマスだろ?」

「フフ…そうだね!」

「◯◯ホテル、知ってるだろ?」

「うん!カップルに人気のホテルだよね?
夜景が綺麗らしいね!
御子がね、一心くんと行ったことがあるって!」


「そこ、予約したんだ━━━━」
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