想5


愛するとは、自分とはまったく

正反対に生きている者を

その状態のままに喜ぶことだ。

自分とは逆の感性を持っている人をも

その感性のままに喜ぶことだ。


愛を使って二人のちがいを埋めたり

どちらかを引っ込めさせるのではなく

両者のちがいのままに喜ぶのが愛することなのだ。
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