校内一のモテ男子は、放課後限定私専属カウンセラー

「日比野さん、俺は君専属のカウンセラーだよ?」

「もっと俺だけに色んな話をして、色んな顔を見せて欲しい」

「それで、俺なしじゃいられなくなればいい」


「そんなのカウンセラーじゃないでしょ!」


「そうだよ。俺はただのカウンセラーじゃない。だって、俺は詐欺師なんでしょ?」

「でも、これだけは覚えておいて。俺は、日比野さんが前を向ける場所になりたい」

「俺に、日比野さんが笑顔でいられる手伝いをさせて?」


「・・・何で、そんなに私に執着するの・・・?」


「俺が癒したいのは、日比野さんだけだから」


水島くんはそう言って、私の頬にキスをした。
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