極上の愛を君に


楽しかった文化祭も終わり、普通の授業に戻った。

美香ちゃんは、文化祭以来輝煌くんを認めたらしく今では、輝煌くんと美香ちゃんと一緒に居ることが多くなった。

私は、あの時輝煌くんと屋上にいる時。

輝煌くんから驚く言葉を聞いた。

私は、〝特別な血の持ち主〟だと。

何億人の中の1人に特別な血を持った女がいると。

それが、私だと輝煌くんに言われた。


それ以来私の体はおかしい。

「姫華、大丈夫?」

「へ?」

「顔赤いよ?」

輝煌くんは、私を見て何かに気づく。

「美香、姫華を借りる」

「どうぞー」


私は輝煌くんに連れられ誰も居ない教室に向かった。

「輝煌くーん、血ちょうだーいー❤」



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