Mélomane ~音楽好きによる駄文・スウェーデン編~
はじめに
音楽は好きですか?

私は、こんなエッセイを書くぐらいなので、当然好きではあるけれど。

でもね、何でもいいというわけではなく。

最初に爆弾発言してしまえば、最近の音楽に関しては、無関心もいいところで、何が流行っているかも全く(多分、1曲も)知りません。

たまに、サブスクでドラマなど見て、主題歌が流れてきても、大抵は「あー無理…」と、早送りしてしまうぐらい、もう拒絶反応。

「単にトシなんじゃね?」と思われそうですけど、それだけではない模様。

同年代〜少し上の人たちと話していて、たまに昔話などすると、その頃の時代背景の話などは合うのに、好きだった音楽の話は全く合わない(笑)

おそらく、私がもう自分の思春期の頃の音楽を、当時から受け入れられなかったから。

小さい頃から、音大目指すよう親に仕向けられていたから、良くも悪くも昔は絶対音感があって、流行りの曲を聞くのがつらかった!(今は音感が鈍ってきたので楽になってきたけど)

音程のズレが気になって気になって、もはや気持ち悪くて、どうしてこんな音程もまともにとれない人たちが次々デビューするのかと、子供心に嫌で仕方なかった。

結局、ピアノは自ら放棄しちゃったんだけど、部活でティンパニをチューナーなしでチューニングできたあたり、ピアノ放棄後もそれなりに耳は良かったのかと思う。

でも、当時は私も無理して流行りに合わせてたのよ、一応。

今ほどネットが普及していた訳でもないから、流行りを知らなければ、もう話題についていけない。

結局、高校では遂に我慢の限界で流行りを投げ出したけど、そこからがホントの意味で、音楽好きになってきたのではないかなと。

そんなわけで、今回はスウェーデンのポップスに焦点を当ててみましょう。
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